沖縄で船釣り入門

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 海がきれいな沖縄で船釣り体験したい!透き通って海の底や、泳いでいる魚が見えている場所ですから、そこで釣りをするだけでも気持ちがいいです。多くの観光客が沖縄に来た楽しみの一つとして船釣りを選ぶようになってきています。ここでは、沖縄に観光に来て初めて釣りをする初心者に特にお勧めできる釣りとその方法・魅力・楽しみ方について紹介します。海のきれいさにも負けず釣りで船上に上がってくる魚もとってもきれいです。水族館よりも明るい船上では、沖縄の魚の色鮮やかさが一層引き立ちます。

 沖縄の初心者向きの船釣りといえば「グルクン」が定番になってしまっていますが、個人的には、簡単で、魚の数が釣れるのは五目釣り(トロピカルフィッシング)だと思っています。船長によるかもしれませんが、グルクン釣りとは別のポイント(なるべく誰にもつられていなくて、魚が多くいるところ)で仕掛けを下すと、ほぼ確実に、ほとんど何時でも魚の超入れ食い(仕掛けをおろすと5秒以内に餌がとられるか魚が釣れるかする)そこまでよく釣れる場所に連れて行ってもらえなかったとしても、何が釣れるかわからないのがこの釣りの面白さです。いろいろな種類豊富なの魚が水面から次々と飛び出してくるのがこの釣りの醍醐味です。次に初心者にお勧めなのがグルクン釣だと思います。釣り場に到着して、撒き餌を巻き続けていると、運が悪くなければおよそ1時間以内にグルクンの群れがやってきます。幸運にもグルクンの活性が高い状態に入ると、ブルーの発色をした色の非常にきれいなグルクンが次々船上に上がって、かなり短時間の間にアイスボックスがいっぱいになります。但し、今ここで示した状態は、かなりまれな状態で、通常は、一人5匹~と考えておいたほうが良いと思います。グルクン釣りの場合、運が悪い時はグルクンが全く釣れないこともよくあることなので、そこは、少し覚悟したうえでこの釣りを選択するのが良いと思います。グルクン釣りの場合たいてい、ポイントは決まっていますが、海域によって多少つれ方が違うので、多く釣ってみたいという方は、何らかの情報を得て海域の状況を把握したうえで乗船するのがよろしいかと思います。グルクン釣りの場合、すべての港から遠ければ遠いポイント程、乗船料金は高くなりますがよく釣れる状況にあるようです。逆に近ければ近いポイントほど状況は厳しくなる傾向はあります。ポイントのグルクンの全体数に対して、やってくる遊漁船のが図が多いほど、状況は厳しいということになります。また、船長の技量(気持ち?)にも大きく左右されますので、どこの地域のどの船に乗っても同じとは思わないほうが良いと思います。できれば、知人の釣果情報を得て船を選ぶのが一番適切な選択だと思います。残念ながら、(このページのブログも含めて?)ブログの釣果情報は、多くの場合、集客のためのツールとして利用されていて、良い結果が出たときの報告しかされないことがあるので、この情報をうのみにしてしまうと、期待外れになることが多いと思います。

<<五目釣り(トロピカルフィッシング)>>:小さな針を使うので意外と技術的に難しい
 初心者は、竿、仕掛け、餌、氷全てセットで用意してくれる船を選択するのが一番楽ですが、もしかしたらマイ竿を持ってきたい人のために、簡単に基本的なことを下記に紹介します。
 竿:30号前後、
 ライン:PE2号
 仕掛け:胴付のサビキ針(針の大きさとハリスの太さは、船長に聞いていたほうがいい、案内される場所によって最適サイズが違う)
 おもり:20号~50号(深さと潮流に合わせて)
この釣りでの基本的ターゲットは小さな魚、時にはきれいな熱帯魚、大きな魚を釣るというよりは、何種類釣れるか、また、どれだけきれいな魚が釣れるか、とかどれだけかっこいい魚が釣れるか、とかどれだけ珍しい魚がつれるかを目標にするのが楽しいと思います。但し、大きな魚が食いつかないわけではないですので、太公望のみなさんは、どうせ小さいのしかつれないとなめてかかると、大きいのがかかった時に後悔することになるので、慎重な対応が必要だと思います。

【基本的釣り方~釣果アップのテクニック】
釣り場について竿、仕掛けがセットされていて、船長のOKがでたら、できるだけ誰よりも先に仕掛けを下してください。針に餌がついてなくてもかまいませんので一番先に仕掛けを下すことが重要です。この釣り方の傾向として、釣り場について最初に降りた仕掛けに、そこにいる一番大きな魚が食いつく傾向があるからです。到着したポイントの魚の数が少なかった場合は、先着○名様だけ魚が当たるという感じです。ですから、この釣り、明らかに初心者よりベテランが有利になってしまいます。
餌がついてない胴付針を落とした場合先ず、仕掛けが海底に着くまでの間そして、そこについてから数秒間が一番魚が食いつく可能性がありますので、気は抜かないでください。そして、その段階で食いつきがなかったら、そこにいる魚たちに本物の餌がついていないことがばれないように、竿を動かしたり止めたり、また動きに変化をつけて、仕掛けについている擬餌針が生きているように誘ってみてください。しばらくそれをやっても食いつきがない場合は、おそらく、本物の餌がついていないことが魚たちにバレバレになっていると思われるので、仕方がないので、餌をつけましょう。どうしても、餌をつけずに自分のテクニックで釣ってみたい方は、仕掛けの動かし方や止め方に変化をつけて、納得いくまで竿を振ってみてください。さて、次に、餌のつけ方ですが、餌が簡単に針から外れないように、オキアミ等であれば背中側から、なるべく針を多く隠すように刺してみてください。そして、餌の数は、一番下の針の2つか3っつだけに餌をつけてください。通常、胴付のサビキ針には針が5本から8本ついていますが、針全てに餌をつけても、最初の一匹の魚が針に食いつくと、その魚が仕掛けを動かす振動で、ほとんどの場合、すべての餌が外れてしまう場合が多いです。したがって、針全てに餌をつける行為は、撒き餌としての効果しかなく、針に餌をつけている間は釣りをしていないことになりますから、釣れる魚の数が少なくなることになります。そして、魚が小さいほど、下の針のほうから食いつきますので、一番下に餌をつけるのです。どうしても、根魚よりもグルクンなどの回遊系の魚を釣りたい人は、逆に一番上の方の針に餌をつけるようにしてください。回遊系の魚は上からやってくる傾向があります。
餌をつけたら、今度は、竿をあまり強く振らないようにしてください。強く振ってしまうと針から餌が外れてしまいます。餌はついていますから、あまり大きく動かす必要はありません。ここで、もし、小さな生き餌を確保するのが目的なら、仕掛けを何回か海底につけて、巣秒間針静止している状態を演出してください。そうすれば、あまり大きな動きにはついて行ききれない小さな魚が針に食いつくことができるようになります。
そして、針に魚が食いついたら、、細い針を使っているなら、特に強くあわせる必要はありません。グルクンなどの口が柔らかい魚ならもうすでに針が刺さっています。強くあわせようとすると、魚の口が切れてバレてしまいます。また、デビル(アカモンガラ:カワハギ系の魚)等の口の中が固い魚だと強くあわせても針は刺さりません。逆に、あわせた後に糸がゆるんだ瞬間バレテしまいます。そう、どちらの魚も難しいんです。では、どうするか???
魚が餌をくわえたと思ったら、決して緩めず、竿を早くない速度で上げて糸のテンションを張ってください。この状態で、魚が針にかかっている(刺さってはいないかも)だと認識しておいてください。かかっているだけですから、ゆるめると外れます。刺さっていたとしても、針が小さくて細いですから、ゆるめると簡単に外れます。ここからは魚が小さくても難しいし、大きければさらに難しくなります。誰でも簡単に、何の工夫もしなくても釣れるわけではないから面白いゲームになるんです。
釣れた魚が仕掛けに振動を加えると、サビキ針がさらに怪しく動き出します。そうすると、あなたが疑似餌が生きているふりをして動かしていた時よりも魚たちには餌のついいていない擬餌針が魅力的に見えるみたいで、魚の活性が高く、魚の数が多いと、胴付仕掛けについているすべての擬餌針に魚たちがくらいついてきますので、なるべく多く釣りたいと思っている人は、ここで少しまくのを我慢して、釣り糸の針を一定にした状態で、追い食いを待ちます。但し、あまり長い間巻かずに待ちすぎると魚が針から外れてしまうので要注意です。もちろん、食いついた魚を絶対に逃がしたくないのであればすぐに巻きます。
リールのハンドルを回して糸を巻き取るときに注意するべきことは、巻くのに一生懸命になりすぎて竿を振らないということです。あなたが竿を振りすぎてしまうとそれが原因で糸がゆるんでしまい、かかっていた針が外れて魚が逃げて行ってしまいます。但し、あなたが万全を尽くしても、何度も針にかかった経験がある大物はその頭を数回振って小さな針を簡単に外してしまいます。この大物、大きな針、太いハリスを使うとなかなか食いついてくれません。また、はりが外れなかった場合、猛スピードで泳ぎだし、糸を切ってしまうという荒業で逃げて行ってしまいます。ですから、小さな針に食らいつく大物を制するには相当のテクニックが要求されることになります(大きすぎたらテクニックがいくらあってもダメではありますが、、)。
餌がなくならなかったら、、、そこに魚はいないか、いても、おなかがすいていないか、大きな魚がきて警戒しているかのどちらかです。
餌が簡単になくなるにもかかわらず全く釣れなかったら、そこにいる魚が小さすぎるか、小さくないが、あなたよりも魚のほうが一枚も二枚も上手かのどちらかです。
いずれにしても、釣れない場合は、船長と一緒に状況判断して、そこにもう少しとどまるか、それとも移動するか考えるべき時です。

【小さな針に食いつく大物を制するテクニック】
※「大物狙いにチャレンジする方へ」を参照してください。

<<グルクン釣り>>沖縄では初心者お勧めになっていますが、奥が深く、多少難しい面もあります。
船釣りの経験がある人は、アジ釣りやサバ釣りと同じであるというと理解しやすいと思います。上がってくる魚が、少しカラフルですがそれ以外は同じです。仕掛けは、一番下に、おもり、その上にサビキ針といって針が餌に見えるように加工したもの、その上にロケットかごがついたものを利用します。最初に、ロケットかごに撒き餌用のオキアミを入れて、そして、仕掛けを海底まで落として、次にシャクリ(撒き餌がロケットかごから出るように一気に竿を振り上げる)を入れ、撒き餌を撒きます。シャクリを入れた後、撒き餌の中に針が漂うように、振り上げた釣竿の位置をしばらくキープします。しばらく反応がなかったら再びシャクリを入れます。そこでアタリがなかったら、少しリールを巻いて仕掛けを上の方に移動させて再びシャクリを入れます。それをくりかえして、魚の反応がどの深さであるのかを確認します。
何回かシャクリを入れると、ロケットかごの中の撒き餌が全てなくなります。何度か試して、何回のシャクリで撒き餌がなくなるのかを把握します。撒き餌がなくなっているのにも気づかないで釣りをしている気分になっているとほとんど釣れませんので、餌の有無の状況把握は重要です。このシャクリ、キープを繰り返しているとそのうちにグルクンの群れが撒き餌の匂いに寄せられて、近づいてきたら、釣れ始めます。この、釣れ始めるまでの時間がまちまちで、早い場合は、2~3回撒き餌をロケットに入れたらすぐ釣れ始める場合、1時間近く撒き餌を撒き続けてようやくグルクンが釣れる場合や、最悪の場合、一日中撒き餌を撒いても全く釣れない場合など、いろいろです。
このグルクン釣り、初心者向けということになっていますが、全く、あるいはほとんど釣れないリスクが結構大きいということは理解しておいた方がいいと思います。但し、大当たりすると、1人50匹釣れることもあり、結構ギャンブルな釣り対象魚でもあります。

以下に、ちょっとネガティブではありますが、グルクン釣りの釣れない状況を説明しておきます、ほとんどのホームページでは、できるだけ多くのお客様を集客したいとの意図から、グルクン釣りのいい時だけを紹介していると思いますが、時には、困難な時もあります。たぶん、下の記述、ネット上では貴重な情報だと思います。
釣れないパターンその1、大物が寄ってきている場合、グルクンが警戒して食いつかないことがあります、海の中は見えませんが、この場合は、生き餌を使って、誰かにこの大物を退治してもらうと、一気に事態が好転します。
釣れないパターンその2、海流が強すぎる場合、撒き餌がすぐに船から離されてしまい、グルクンの群れが船からかなり離れたところにいる状況になります。こんな場合は、先ず、釣れませんから、船長と相談してアンカーをはずして船の位置を変えてもらうしかありません。
釣れないパターンその3、撒き餌の撒きすぎ、おなかいっぱいになったグルクンは釣れません、ポイントを変えて別の群れを狙いましょう。
釣れないパターンその4、天気が合わない、特に、風が強い日や、水温が極端に下がった場合、そして、これから天気が悪そうになる日は、グルクンたちはなかなか餌を食ってくれません。餌を全く食わない状況になったら、どんなに撒き餌を撒いて努力しても全く釣れなく、完全に時間の無駄です。大切な時間を無駄にしないためにも、なるべく早くグルクン釣りをあきらめて別のポイントで別の魚をターゲットにした方がいいと思います。ただし、乗合でグルクン狙いの人たちがいっぱい乗っている場合は、ポイントの変更はおそらく無理なので、おもりを極端に軽くして、自分の仕掛けだけ別の位置に来るようにするとかの工夫で対処する必要があると思います、但し、自分だけおもりの重さを軽くする場合は、船の最後尾にいないと、他の釣り人の仕掛けと自分の仕掛けがからまって大ヒンシュクになるので、注意してください。
一日中釣れない状況に陥ってしまった場合は、次回は(次回があるかどうかはわかりませんが)なるべく天気が良い日を選んで、ブログなどで、船長が優秀かどうかを調べて、最後は、幸運を祈って、再トライしてみてください。よく釣れる日に、よく釣れるポイントで、優秀な船頭の船に乗れば、グルクンは、間違いなく誰でも簡単に大量に釣れる魚です。最低限、お客様が釣れていない場合に、それを気にして、何とか釣ってもらうように、アドバイスしたり、アンカーロープの長さを調整したり、ポイントを変えたりしてくれる船頭の船に乗りたいですね。ただし、天気が悪いと何をやってもダメな場合もあります。
ほとんどのお客様が、釣れなかったときに、釣れない=船長がダメと認識しているみたいですが、必ずしもそうではないです。船長がダメ=釣れなくても何もしてくれないですね、、、。
グルクン釣り、結構ギャンブル性が高いですから、やるなら、幸運を祈りましょう。