冬:沖縄で高級深海魚を釣る

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沖縄での中深場釣りの旬は冬です。夏の間水深400mより深い所に潜っていた高級魚たちが水温が下がると浅い所に上がってくるからです。水深400m超えてしまうと、利用するリールも極端に大きく高額になってしまうし、仕掛けの上げ下げにもかなり時間がかかってしまい二本以上仕掛けを下すとかなりの高確率でお祭りしてしまいます。400mより浅くなると、500m巻の電動リールで仕掛けを下すことが可能になり仕掛けの上げ下げにかかる時間もかなり短くなってきます。沖縄の冬の季節によく釣れる魚は、一番高級なアカマチ(ハマダイ)を筆頭に、マーマチ、クルキンマチ、ビタロー(ハナフエダイ)、アマダイ、レンコダイ等があり、どれも、上品な味のする高級魚ばかりです。また、これらの魚が釣れる水深帯にはカンパチや巨大太刀魚(ドラゴン)が生息していて、2m、指7本に迫るサイズのドラゴンが、仕掛けにかかった、ビタローやレンコダイに襲いかかってきます。また、カンパチは、釣り人があまり攻めていいない地域では大型化していて、20㎏を超える大物がいることを覚悟しておく必要があります。場所によっては、通常の中深場用の電動リールでは歯が立たなかったり、PE8号のラインが引きちぎられたりすることも珍しくはありません。特に、沖縄本島から遠く離れた中深場のポイントは、特別に大きな電動リールと強烈に強く太い竿を準備して持っていくのも面白いかもしれません。
さて、中深場釣りのトップシーズンは、水温が一番冷たくなる1月~2月の季節になりますが、その頃は、残念ながら、沖縄本島に北からの強い季節風が吹くことが多く、東シナ海側にある港へは大波が押し寄せて、出港すらできないことが多くなります。一方、沖縄本島の太平洋側は、北風が吹いても遊漁船が出港できることは多く、また、海底の地形が急深になっているので、釣り場の中深場ポイントへは、短時間で到達できます。東シナ海エリアは、出港できないことは多くなりますが、渡名喜、粟国、久米島等の遠くの好漁場が存在していて、天気がいい日に時間をかけて遠征すると、かなり大きな魚がいるエリアで、超大物を狙うことができます。この、超大物エリア、PE8号が一瞬で切られたりしますので、狙うのであれば、それなりの仕掛けを用意すると同時に、おまつりになってしまった糸をほどく際には、絶対に糸を手や指に巻きつけない慎重な対応が求められます。
太平洋側の中深場のエリアでも、一日に一度は魚の口に刺さった24号のムツバリを頭を振って簡単に抜いてしまう大物が食いついてきますので、ここのエリアでもそれなりの大物が狙えるのは間違いないと思います。どちらのエリアにしても、中型のサイズを狙って魚の量と数を上げることを目的とするのかボウズ覚悟で一発大物を狙うのか、どちらにするのか悩むところです。
沖縄の中深場では、18号のハリスが良く切られることがありますので、それを考慮に入れた仕掛けを準備した方が良いと思います。